
「クレンジング、結局どれを選べばいいの?」
美容部員時代、カウンターで沢山聞かれてきました。
- 洗浄力はどれくらいがいい?
- オイルとクリームではどう違うの?
- SNSで話題のクレンジングは自分に合うのかな?
クレンジングは種類も選ぶ基準も多く、迷いやすいアイテムのひとつ。
元デパコス美容部員として12年間、1万人以上の肌に触れてきた私も、
店頭で“クレンジング迷子”のご相談を数えきれないほど受けました。
この記事では肌タイプ別の正しいクレンジングの選び方と今日から実践できる基本の手順をわかりやすく解説いたします!
肌タイプの見極め
クレンジング選びで最初に大切なのは、
「肌タイプを理解し、今の肌状態に合っているかどうか」 です。

SNSで人気だから、口コミがいいから……
その選び方で肌が揺らいでしまう方は本当に多く見られます。
まずは、簡単なチェックで自分の肌傾向を把握してみましょう!
●デリケート肌の特徴
- 赤みや炎症が出やすい
- かゆみや刺激を感じやすい
- 血管が透けて見える
- スキンケアで度々トラブルが起きる
▶︎ バリア機能が低下している状態。やさしい摩擦レスケア必須。
●乾燥肌の特徴
- ほほあたりの毛穴が目立ちやすい
- 洗顔後につっぱる
- メイク崩れは頬や目元から
- くすみやすい
- スキンケアのなじみが悪い
▶︎ 油分水分ともに不足気味。とにかく“奪いすぎないクレンジング”が大切。
●脂性肌の特徴
- 毛穴詰まりが多い
- ニキビを繰り返す
- 黄色っぽくくすむ
- Tゾーンのメイク崩れが激しい
- 頭皮もべたつきやすい
▶︎ 皮脂の酸化によるトラブルが多いタイプ。洗浄力も必要。
もちろん複合的な肌質の方も多く、これだけに当てはまる訳ではありません。
あくまでご参考程度にお考えくださいね!
肌質別で選ぶ!失敗しないクレンジング
肌質によって、選ぶべきクレンジングは変わります。
ここからは、タイプ別に意識するとよい特徴&おすすめアイテムを紹介します!

デリケート肌におすすめ
◎クリームタイプ(柔らかめ)
◎ジェルタイプ
◎ミルクタイプ
- とにかく摩擦を避ける
- スルスル馴染んで負担が少ないもの
- 油膜感なく程よい保湿力のもの
✖ オイル・硬めのバームは負担になりやすい
👑厳選アイテム👑
【カバーマーク クレンジングミルク】
◆優しいまろやかなタッチで肌負担ゼロ
◆片手で簡単ポンプタイプ
◆メイク落ちも申し分なし
美容部員時代、ミルククレンジングと言えばコレしか名前が挙がらなかった。
違うメーカーなのにお客さまに薦めてたわたしです。

【国内正規品・送料無料】カバーマーク トリートメント クレンジング ミルク (メイク落とし) 200g
1本常備しておくと安心。
【カルテHDオイルジェルクレンジング】
◆低刺激ブランドで安心安全
◆厚みのあるジェルで摩擦レス
◆赤みやかゆみがあるときに大活躍
美容部員の中でもカルテシリーズは使用者いっぱいいた。
花粉の時期はわたしもよくお世話になったな~。

コーセー カルテHD モイスチュア クレンジング オイルジェル (130g) メイク落とし 【医薬部外品】
乾燥肌におすすめ
◎クリームタイプ
◎バームタイプ
- とにかく保湿力重視
- 硬くなった肌をほぐすようなテクスチャー
- ゴワつきがある人は柔軟効果のあるクリームタイプが◎
👑厳選アイテム👑
【オルビス オフクリーム】
◆程よいコクで硬くなった肌がふんわりほぐれる
◆仕上がりのウルっと感に感激
◆とにかく低刺激
ほんまにこの値段?と疑うほどのクオリティ。
乾燥×ざらざらゴワゴワにはテキメンの逸品です。
【アテニア クレンズクリーム】
◆油水分どちらも少なめさんに最高の保湿力
◆乳化が早く肌負担が最小限
◆とにかく香りに癒される
洗いあがり、スキンケアしたんやっけ?とさえ思わせる贅沢な仕上がり。
しつこいけど、香りに癒される。ずーーっと顔に乗せていたい。

脂性肌におすすめ
◎オイルタイプ
◎バームやクリームタイプもOK(保湿が必要な混合肌)
- 毛穴の詰まりや黒ずみケアを重視
- トラブルの元、酸化皮脂を取り除くこと
- 抗炎症や美白成分配合の物もニキビや酸化ケアにGOOD
👑厳選アイテム👑
【オルビス クレンジングオイル】
◆非常に小さな粒子の剤が毛穴ケアに最適
◆するするサラリ、すっきり好きには最高の仕上がり
◆詰まりにくくなる肌作り
また登場オルビス様。
美容部員時代、神クレンジングの代名詞といえば、オルビスやったんよね~
オルビス ザ クレンジング オイル 公式通販限定セット【初回限定2,200円】
【DUO クレンジングバーム黒】
◆程よい硬さのあるバームがガチガチの毛穴周りをほぐす
◆皮脂も出るし乾燥もするタイプにピッタリ
◆肌色の明るさが明確に違う
定番こそ名品。悩んだら一度は試してみるべし。
わたしは全タイプ持ってる。

再度お伝えしますが、季節や体調によって肌質の変化は常にあります。
変わってゆくお肌の動向を見逃さないように、その都度クレンジングの見直しが出来るといいですね。
正しい手順とポイント
クレンジングで最も大切なことは正しい手順と負担を極力減らすこと。
クレンジングって面倒に感じるとき、ありませんか?
出来れば素早く終わらせたい。私もそう思います。
ですが、「とにかく早く終わらせたい」と思ってクレンジングをしてしまうと、こんな落とし穴が待っていることもあります。
ハッ!とした方、いらっしゃいませんか?
そんなあなたのために、基本の“クレンジング動作”をここでおさらいしてみましょう!
さらに大切なのが、力加減。
ゴシゴシこするのは絶対NG。
桃を撫でるように。 赤ちゃんのお顔に触れるように。
やさしく、やさしく扱ってあげてくださいね。
皮膚の表面、角層と呼ばれる部分は、 サランラップ1枚分の薄さといわれています。
力いっぱいこすったら… どうなるか想像できますよね…
⚠強い摩擦はこんな肌トラブルを引き起こす原因に⚠
▶︎ キメの乱れ
▶︎ バリア機能の低下
▶︎ 赤みや炎症
▶︎ シワ・たるみの促進
▶︎ メラニンの過剰発生(くすみやシミのもと)
30代からの肌に摩擦は大敵なのです。
力加減もぜひ今日から意識してほしい大切なポイント。
正しい手順とパーツごとの洗い方を意識すると、お肌の美しさがグッと高まりますよ!
まとめ
クレンジングは、スキンケアの“土台”を作る1番大切な工程。
肌質に合ったタイプを選び、正しい手順で丁寧に落とすことで、30代からの肌は驚くほど変わります。
◆デリケート肌 … 摩擦レスで負担を避ける
◆乾燥肌 … 保湿重視で肌をほぐす
◆脂性肌 … 酸化皮脂をしっかりオフ
ぜひ、今日のクレンジングから取り入れてみてくださいね!


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